東大に最短で受かるには?

東大に最短で受かるには

小学生から対策を

東大や京大などの、難関大学に自分の「こども」を合格させたいのなら、いつから勉強を始めたらいいでしょうか?

よく、この質問をされます。

答えをいうならば、難関大学の合格をゴールとするなら、4年生に塾に入ることです。本当は生まれた瞬間から。というのが答えですが...

今回は、受験業界の現状について詳しく説明していこうと思います。

 

要約

・私立の中高一貫校に入れ

・大きすぎる課題「坂道問題」

・本当は文武両道たれ

 

 

目次

1.【勝負】4年生からが勝負

1a【本当は】いつからなどない

2.【最難関】最難関の学校に受かるには?

3.【キツイ】普通の公立高校ではキツイ

4.【東大】東大の合格者数

5.【私立】私立はビジネス

6.【まとめ】日本の不況は・・・

 

1. 4年生からが勝負

対策は小学生から

一般的に、難関大学に合格させるには、塾に行く必要があります。

一部の天才は塾に行かなくても、東大まで合格します。しかし、これは例外なので、再現性がありません。

塾に行かせる年齢は小学4年生あたりからが、一般的です。小学4年生から勉強を始め、中高一貫校に行き、さらに勉強をして、大学受験をして、難関大学に合格する確率が上がります。

 

もし、受験に失敗したとしても、勉強をする習慣ができるので、後の人生で大きく役に立ちます。

小学4年生から勉強する。実は、これが、大学受験の王道になっています。

ご存知でしたでしょうか?

 

下の図をみてください。

黄色の子がたどる道が、王道です。

実は、難関大学に受かるには、高校受験からでは、遅すぎるのです。中高一貫校では、先取り授業をしています。高校の授業を2年生までに全て終わらせて、高校3年生は大学受験のためだけに時間を使う。という学校がかなり多くあります。

 

公立の普通高校に行った場合、国の指導要綱に従って授業をするので、どうしても勉強のスピードが遅くなってしまいます...公立の東大合格者数が減っているのは、このような現実があるからです。

 

東京の東大合格者数を見てみましょう。

学校名

 

偏差値

東大合格

開成

私立

73

193

筑波大学附属駒場

国立

75

97

桜蔭

私立

75

77

日比谷

公立

70

63

麻布

私立

70

62

駒場東邦

私立

71

60

海城

私立

70

57

筑波大学附属東邦

国立

68

38

女子学院

私立

64

31

早稲田高等学校

私立

75

29

学芸大学附属

国立

77

27

都立西

公立

74

27

国立高等学校

国立

73

19

 

どうでしょうか?東京都は国立大学の付属学校が入っていますが、上位は私立が増えています。あと10年もすれば、上位は私立に独占されるはずです。

 

下は東京都の医学部の合格者数です

学校名

 

偏差値

医学部合格

桜蔭

私立

75

153

豊岡女子

私立

72

133

巣鴨

公立

69

111

白百合

私立

68

94

暁星

私立

66

89

 

医学部なども同じで、私立が圧倒的な強さを誇っています。特に「桜蔭中」など完全中高一貫校が、合格者数を伸ばしている傾向にあります。

 

難関大学受験は、基本的に、小学生の時点で勝負はついているのです・・・

逆転合格ができるのは、一部の「地頭が良いのに、勉強をして来なかった」という一部の天才なのです。

地味な積み重ねによって、勉強をしない限り、一般的な家庭から、難関大学への合格者は出ないと思っておきましょう。

 

下の赤い人が、高校受験組です。

明らかに、高校から旧な坂道を登っていく必要があります... 小学校から、中高一貫に行き、勉強していた人が明らかに有利。つまり、中高一貫校で先取り学習をしている学校が、東大などの難関大学には有利になるのです。

 

難関大学に行くには小学生から受験をしましょう。

この事実を知らない人は、情報不足により、受験では明らかに不利になります。

小学生はこんな事は、絶対に自分で知る事はありません。中学受験が親の受験と呼ばれているのが、このためです。

 

話は戻り、小学4年生というのは、一気に授業が難しくなるころです。

家庭学習で、親が教えられるのも小学3年生までの場合が多く、4年生からは塾などに任せた方が効率的になると言われています。

 

 

1学年

2学年

3学年

4学年

5学年

6学年

公立

2.5

2.7

3.2

6.2

9.8

9.4

私立

11

11

13.6

23

32

43

by平成28年度に文部科学省が発表した「子供の学習費調査」

 

塾の平均金額を見ても、小学4年生から一気に値段が上がっています。一番の理由は、受験対策を始める年齢というのが、塾の金額に反映されているようです。

 

昔は、地域のトップ公立高校に東大合格者がいました。

埼玉県などは、北部の「熊谷高校(公立)」でも東大合格者が出ていました。しかし、今では、「0」人になっています...所得格差などの原因もありますが、公立高校は、明らかに不利な時代となっているのです。

難関大学にいくなら、「中高一貫校」「私立」というのは、教育関係者でなくとも知られる事実となりました。

 

少子化が進み、子供一人にかける養育費が上がっている現代。

難関大学に合格するには、年に 100万。塾にお金をかけるのは、当たり前の時代となっています。

 

受験の低年齢化が進んだので、塾の金額が上記のようになっているわけです。

進学塾の平均は22万/年となっていますが、4大塾と呼ばれる塾に行く場合、それなりにお金がかかると思っておいてください。

 

・中高一貫校に行くのが定石

・東京は私立のトップ一貫校が良い

・小学4年生から対策を

 

 

1a.ちょっとブレイク

学習の習慣を自然に身につけさせてあげる

女医の日常さんのyoutubeを見てください。日々ご夫婦で協力しあって子育てをされています。

子供の勉強を、かなり早くからしている事が分かります。これが、教育格差というやつです^^;

参考にしてみてください。

個人的にすごく勉強になりました!!

 

【7田式】

Aコース:2.5~4歳

Bコース:3~5歳

Cコース:4~6歳

Dコース:5~就学前

 

注意点は、ただ七田式を子供にやらせても意味がありません。子供に寄り添いながら、勉強をする事や、親自身が勉強するう姿を見せる事で、自然と勉強する習慣を作る事が大事です。

どの教材を使うのか?については、関係がないので、あしからず。

ただ、七田式は良いと思います!!

 

【補足】

七田式を小さいころにしていた子供は、小学校高学年~大学ではどのように成長されているのでしょうか?>>

※ずば抜けて良い事もなく、それなりに高いとの事です。

 

・夫婦で協力をする

・目的意識を持つ

・子供の勉強に寄り添う

 

2.最難関の学校に受かるには?

私立の中高一貫校へ

東大や京大に受かるには、いつのタイミングから勉強したらいいでしょうか?

答えは簡単です。

 

中学受験をして、私立のトップ中高一貫校に行き、高校受験までひたすら勉強を続ける」です。

 

理念もへったくれもありませんが、これが一番、確実性の高い方法です。

勉強をしないでも合格する子はいます。しかし、100人いたら1人くらいです。残りの99人は凡人です。凡人は、努力をする必要があります。

小学生で勉強が好きな子は、100人いたら10人くらいのはずです。つまり、11%の人が偏差値70ほどで、残りは50前後です。普通の人は、努力して勉強をしない限り、難関校には受かりません。

もし、子供に勉強の才能がないようなら、潔く他の道を目指すのも、親の愛情です。

この辺りの見極めが難しいのが、中学受験が難しいと言われている所以です...

 

現代では、上のグラフ通り、小学四年生から塾に通い、中高一貫校で、先取り授業をして、大学に行く方法が、一番確率が高いと言われています。

 

できれば、部活などもしない方が良いです。勉強時間を削られるので(こんな書き方すると怒られそうですが^^;

本当は文武両道を目指した方がいいのですが、それは、本当の天才で、凄い子だけです。

普通の子が東大を目指すには、この方法が一番効率的です。

 

 

普通のご家庭で、子供に勉強の才能もないのであれば、小学4年生、早くて3年生から、本格的に「受験対策」をはじめ、私立の中高一貫校に行きましょう。

塾に行っている間は、母親が子供の勉強をサポートをしましょう。

進学塾に行き中高一貫校に受かれば、中学時代に、大学受験対策のための授業を徹底的に受けます。

 

もちろん、塾にも行き、モチベーションを維持します。

 

これで、公立高校に通った人よりも、大きく差をつけて合格しやすくなります。

次は、公立高校がなぜダメなのか?についてです。

 

・公立高校では、難関大学はきつい

・私立の中高一貫校がつよい

・先取されると追いつけない

 

3.普通の公立高校ではキツイ

効率が悪い、公立

公立高校の名門と呼ばれる学校では、東大の合格数が軒並み減っています・・・

私立におされているのが現状です。

これは、高校から学校に入学すると、受験で圧倒的に不利だからです。

 

上の図のように、中高一貫校で受験対策を特化している学生に、中学卒業時から追いつこうとしても、かなり「急こう配の坂」を上る事になります

 

もはやこの角度が、普通の中学生、高校生では登り切れない坂になっています^^;

受験は、年々ビジネス化しています。

 

東大の合格数、国立大学の合格数を指標にしてしまうと、どの学校も、学校の伝統を守りながら、特色ある学校を作るよりも、「難関大学」への合格数ばかりを追うようになってしまいます。

 

教育委員会も、難関大学への合格実績によって、補助金を割り当てたりしているので、競争がさらに激化してしまっている・・・という背景もあります。

 

今後、公立の学校では、「東大に行けない」という流れになるのではないか?と思います。

 

・公立の東大合格者数の激減

・公立学校の、効率の悪さが目立つ

・難関大学に行くなら、私立の中高一貫校がよい

 

 

4.東大の合格者数

私立がトップを独占

下記が2021年の東大の合格実績についてです。いかがでしょうか?ものの見事に、私立だらけです。

さらに、中高一貫校ばかりです。

 

学校名

学校

人数

開成高等学校

私立/男子

144

灘高等学校

私立/男子

35

筑波大学付属

国立/共学

89

麻布高等学校

私立/男子

86

聖光学院高等学校

私立/男子

86

西大和学園高等学校

私立/共学

76

桜蔭高等学校

私立/女子

76

 

今のトレンドとしては、高校から入る生徒を禁止していく傾向にあります。

高校からの入学を許可しても、中学から入ってきた人と混在させないように、クラスを分けていたりします。

これが、現状なのです。

 

これは、先ほどの「坂道問題」があるからです。

 

・私立の中高一貫校が圧倒的

・坂道問題がある

・高校からの入学はなくなるのでは?

 

 

5.私立はビジネス

戦争に強いのは、私立

では、なぜ、私立の学校が強いのでしょうか?

私は、私立の中高一貫校が強いのには、3つの理由があると思います。

 

1. 私立は生き残りをかけたサバイバル

2. 講師の年収を自由にできる

3. 生徒を退学にしやすい

 

まず、私立の学校は、自由経済にさらされています。

学生を増やさないと、学校の運営ができません。つまり、赤字になります

学校も生徒を集めるために工夫をしています。

 

反対に公立の中学校、高校は学習指導要領通りに、非効率的に勉強をします。戦争をするための私立と、ノホホンとしている公立。戦えば負けるのは一目瞭然です。

 

私立は必死になって、難関大学の合格者数を高めています。

親がお金を払う対価として求めているのは、「難関大学への合格」なのです。人格の育成ではありません。

綺麗な設備である事は大事かもしれませんが、それよりも、難関大学への切符がほしいのです。

 

いま生徒を集められず、苦しいのは、偏差値の低い私立中学です。

偏差値が55以下の私立の中高一貫校や高校は、どんどん苦境になっています。

子供の数が急激に減っているからです。

 

お金を出す親が望んでいるのは

 

1.難関大学のに合格数が多い

2. いじめが少ない

3. 子供が勝手に勉強してくれる

 

2と3はムリがありますが(笑

 

1を見てください。東大に合格している数が多い!!と聞いたらどうでしょうか?

「うちの子も入れたい」と思うのが親心なのです。

 

さらに、東大に合格する学校を作るには、良い先生を連れてくれば良いのです。

良い先生を連れてくるには、「お金をたくさん出し続ければよいのです」

 

というように、もはや、教育ではなく、マネーゲームとかしているのが、日本の教育なのです。

しかし、それは悪い事ではありません。

 

東大をトップとする、学歴社会。

教育という仮面をつけた「マネーゲーム」これが、日本の実態です。

 

 

日本の不況は・・・

不況の原因は「志のなさ」

不況の原因は、無責任で孤立主義の日本人が増えてしまった・・・

という点にあると思います。

 

東大をトップとする、教育マネーゲームでは、私立の中高一貫校に行ける財力がある家の子供が勝つ確率が上がります。

よい塾に行き、よい先生をつけて、早いうちから勉強レースに参加すれば、勝つ確率は高くなります。

 

しかしです。

 

部活もしない、地域のかかわりも持たない、ひたすら勉強する。

 

ボールもまともに投げられないひ弱な人間が大人になった、何をするでしょうか?

 

日本の不況がその答えだと思います。

 

他人を思いやる心、貧困層をなんとかして助けようと思う「和のこころ」。志をもち、地域社会に貢献していこうと思うこころ。などを持ってない「青白いエリート」が描く世界は

 

貧乏人、弱者は死ねです。

 

本当にそれでよいのでしょうか?

 

わたしは、いけないのでは...と思っています。

 

この記事を読んでいる人は、教育熱心な親で、可処分所得も、普通の家よりも大きいと思います。

ぜひ、あなたのお子さんは、文武両道に育て、志や理念を育む教育を受けさせてあげてください。

 

人生の目標は、「しあわせになる事」です。

 

東大を目指す事で幸せになれるのか?いま一度、考えるようにしてください。

 

まとめ

人間には無限の可能性がある

最後まで読んでいただきありがとうございます。

わたしは、16年ほど事業を続けさせていただき、たまたま、教育の業界に携わらせていただいております。

そこで、知った事を私なりに発信していこうと思い、このサイトを作りました。

 

日本は資源のない国であり、輸出で稼ぐには、教育に投資する事が必要だ。

というのを何かの本で読みました。

 

しかし、現状はどこぞの国に搾取されるだけの貧困国家に成り下がっています。

これも、子供たちを正しく導かなった我々の親世代の問題であり、それを放置してしまった、私達の世代の問題であると思います。

もし、このままで行くと、日本はドンドン住みづらい、夢のない国になってしまいます。

 

私達ひとりひとりが、自覚を持ち、社会を変えていくために、積極的に政治や地域社会に参加していく必要があるのではないでしょうか?

 

そんな事を思いながら、今回は記事を書きました。

コメントなどありましたら、どんどん寄せてください。皆さんで、よい教育とは何か?一緒に考えて、一緒にこのサイトを作っていけたら。と思っています。

 

 

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