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塾の料金について知ろう

塾は料金で選ぶな

小学生の塾の費用はいくらなのか？答えは、目的によって値段が大きく変わる。としか言えません。

塾の費用は、授業形式、学年によって違います。

塾は、「集団指導」「個別指導」「家庭教師」「専門塾」「オンライン」など種類があり、さらに学年によって値段が違っているのです。

さらに、中学受験、テスト対策など目的によっても選び方が大きく変わります。

 

 

目次 1.【塾の種類】塾の種類と料金相場 　└【比較】塾の料金を比較してみよう 2.【補習塾】テストの点数を上げる塾 3.【専門塾】特定の学校に合格する専門塾 4.【集団授業】進学塾に多い 5.【個別指導】小人数制の授業 6.【オンライン】動画とタブレットで学ぶ 7.【塾で動画】自習室と勉強場所を提供 8.【まとめ】目的によって選び方は無限

※2023年1/26に作成

※この記事は20分ほどで読めます。

 

 

塾の種類と料金

進学塾は値段が高い

塾には、「進学塾」と「補習塾」があります。基本的には、私立の中高一貫校、公立の中高一貫校など進学向けの塾は、進学校に合格するノウハウが必要になるので、値段が高くなります。

難関校に合格する生徒が増えるほど、塾の値段も高くなります。

フランチャイズ展開をしている、明光義塾などは、進学塾ではなく、テストの点数をあげる「補習塾」です。補習塾では、小さいところは、創業社長が教えてくれます。FC展開している塾では、講師は大学生が担当している事が多いです。

 

進学塾は、大学生講師の場合と、正社員の社会人講師の場合、両方を混ぜ合わせた場合と、多種多様であり、塾の方針によります。

 

 

まずはざっくりとした値段から見ていきましょう。

 

基本的には、小学4年生から塾に入る事が多いので、そこを基準として値段を出しています。中高一貫の学校に行く場合も、多くの家庭で、小学4年生から、子供を塾に通わせています。

地域によって値段が違ったり、コースによって値段が上下するので、正確な値段が知りたい場合は、必ず校舎に問い合わせて確認するようにしてください。

 

塾名	特徴	料金/年間
サピックス	集団 / 進学塾	45万+α
早稲田アカデミー	集団 / 進学塾	36万+α
四谷大塚	集団 / 進学塾	43.2万+α
日能研	集団 / 進学塾	46..8万+α

※科目数とコースで料金は変わります

 

+αにしているのは、春季講習、夏期講習、冬期講習、直前講習、合宿などがあるからです。

さらに、年会費や、教材費、管理費、交通費などがかかり、総額では100万かかる塾がほとんどです。

 

サピックスや早稲田アカデミーなどに通い、受験対策をしようとすると、小6の場合、年間で120~180万ほどかかるのを覚悟しておきましょう。月に10万ほどです。

最近では、共働きの夫婦が増えているので、子供を毎日、遅くまであずかってくれる塾が人気となっています。

 

しかし、成長期の子供に対して、そこまでするのが本当に正しいのか？については、疑問が残るところです。

 

一昔前は、中学受験は一部の頭の良い子がするものでした。しかし、東京など都市部では、クラスの半分ほどが中学受験をするようになってしまいました...

高校受験から勉強をするのでは、難関大学に合格ができなくなっているのが一番の原因です。

そんな背景もあり、塾も細かく細分化され、値段も大きく違っている。という状況になっています。

 

 

【参照】

日能研の金額について>>

 

 

料金を比較してみる

【進学塾】

塾名	特徴	料金/年間
サピックス	集団 / 進学塾	45万+α
早稲田アカデミー	集団 / 進学塾	36万+α
四谷大塚	集団 / 進学塾	43.2万+α
日能研	集団 / 進学塾	46..8万+α

※科目数で料金は変わります

 

多くが月間で4~5万円ほどになっています。

4大塾は、千葉、埼玉、神奈川などは主要なターミナル駅にしか校舎がないので、電車通学などが必要になる場合があります。

特に注意したいのが、サピックスなどの最も合格者数を出している塾です。

知名度で選ぶのは良いのですが、あまりにレベルが高い塾に入ってしまうと、出来ない子は自己肯定感がさがります。

小学生の4年生で「自分はダメだ・・・」と思うには、あまりに早すぎます。

 

「鶏口（けいこう）となるとも牛後（ぎゅうご）となるなかれ」という言葉通りです。少しレベルを下げて、自己肯定感をつけながら受験に挑む事も大事になります。

 

さらに、我々の時代と違い、難関校➡大手企業のコースよりも、普通の高校➡普通の企業➡転職で大手のように、就職についてもアメリカのように転職が当たり前の時代になります。

別に、難関校に行ったから、良い人生が送れるわけではありません。

 

頭が良い子は難関校に行き、普通の子は、普通の人生を目指したら良いはずです。人生は勝ち負けではなく、協力して楽しく生きればよいだけです。

 

 

【補習塾】

塾名	特徴	料金/年間
明光義塾	個別 / 補習塾	15.6万+α
森塾	個別 / 補習塾	8万+α
スクールIE	集団 / 補習塾	28.4万+α
東京個別指導学院	集団 / 補習塾	28.4万+α

※科目数とコースで料金は変わります

 

値段としてはこれだけの差があります。しかし、塾は人生がかかっています。良い中学、高校に入る事は、良い友人に恵まれ、良い人生を送る確率が大きく上がります。

だからこそ、値段だけで比較するのは、いかがなものか？と言えます。

 

 

【個別指導塾】

塾名	特徴	料金/年間
TOMAS	個別 / 進学塾	42万+α
東京個別指導学院	個別 / 進学塾	21万~72.5万+α
明光義塾	個別 / 補習塾	15.6万+α
森塾	個別 / 補習塾	8万+α

※科目数とコースで料金は変わります

 

TOMASさんは1：1の指導なので、金額が高いです。

逆に明光義塾さんなどは、補習塾で受験を目指してない子や、中堅の学校を目指している子に向いています。

森塾さんは、料金の安さと、1:1じゃなくても、1:2でも成績は変わらないよね！というスタンスでやっています。

 

つまり、1:1じゃないと成績が上がらなく（周りに人がいると、集中できない子）、現状の成績が中盤くらいで、中堅以上の学校に進学がしたく、お金も払えるならTOMAS。

 

集団授業では成績が上がらず、公立の中堅ぐらいの学校の受かればよいかな？定期的なテストの点数を維持して、勉強ができなくならないように、しておくなら「森塾」。

など、子供に合わせて、塾を選ぶ必要があります。

 

このあたりは、値段で比較しても意味がなく。親と子の方針を合わせておく必要があります。

個人的には、文武両道にしておいた方が、後の人生が楽だと思います。

 

 

 

【参照】

東京個別指導学院の金額について>>

 

 

時間当たりの金額

塾は、科目数を追加するごとに値段が変わってきます。

そのため、60分辺りの金額で計算した方が、塾の金額についてよく分かります。

 

塾名	特徴	料金/年間
森塾	個別 / 補習塾	2,160円/60分
明光義塾	個別 / 補習塾	2,160円/60分
個別教室のトライ	個別 / 補習塾	3,000円/60分
東京個別指導学院	個別 / 進学塾	6,500円/60分
TOMAS	個別 / 進学塾	6,500円/60分

※科目数とコースで料金は変わります

 

 

 

 

補習塾とは

テストの点数を上げる塾

偏差値が40以上の場合は、補習塾になります。

「明光義塾」などのFCの塾は、補習塾です。進学校に入るよりも、成績を上げる事が目的の塾です。

 

小テストの点数を上げるのが目的で、学校の授業についていけない場合などは、大いに役立ってくれます。

 

地域にもよりますが、関東の場合、東京の中心地から外れるほど、偏差値が低い人が多くなります。

埼玉県でいえば、大宮以上行ってしまうと、土地の値段が安くなり、土地の値段と共に、こどもの偏差値が下がっていく傾向にあります。

そのため、所得水準が低い地域では、進学塾はありません。

 

 

塾名	特徴	料金/年間
明光義塾	個別 / 補習塾	15.6万+α
森塾	個別 / 補習塾	8万+α
スクールIE	集団 / 補習塾	28.4万+α

 

 

・補習塾はテストの点数を上げる塾 ・補習塾は進学校受験には向かない ・ただし、子供による

 

 

専門塾とは

特定の学校に特化している

東京では御三家と呼ばれる名門の中学校があります。

「麻布」「開成」「武蔵」などです。このようなトップ進学校に入るには、専門の塾に入る事が一般的です。

麻布コース、開成コースなど塾によっては、専門のコースを用意していたりします。

 

 

サピックス、日能研、四谷大塚などは、昔から進学校の合格数が多い塾として有名です。

最近では、早稲田アカデミー、TOMASなどが実績を増やしています。

 

トップの進学校向けの塾は、集団授業が多く、個別指導が少ないです。

成績トップの子は、集団授業の方が合っています。

 

塾名	特徴	料金/年間
サピックス	集団 / 進学塾	45万+α
早稲田アカデミー	集団 / 進学塾	36万+α
四谷大塚	集団 / 進学塾	43.2万+α

 

料金はこんな感じです。少し高いですが、将来の事を考えれば投資です。

 

・母集団の数とレベルによる ・低く出すぎる事がある ・複数受ける必要がある

 

 

集団授業とは？

集団で学ぶ塾です

塾は集団授業と、個別指導があります。

進学校向けの塾は、だいたいが集団授業です。集団で競い合う事で、成績アップを目指します。

 

授業中に質問ができる塾とできない塾があります。できるなら、質問が出来る塾に行く事をおすすめします。

 

集団授業のメリットは、競い合う仲間がいる事です。競争が好きな子などは、集団授業の塾を選びましょう。

サピックスなどは、偏差値に応じて、クラスが別れています。

 

一人で静かに勉強したい。集団生活は好きではない。という子は、個別指導が合っています。

 

・競い合うのが好きな子によい ・クラス替えなどがある（塾による） ・一人が好きな子には向かない

 

個別指導とは

小人数制の授業

個別指導の塾は、1:1、1：2、1：3.......1：7までの指導方式の塾の事です。

 

先生一人に対して、生徒が7人前後までの指導を、「個別指導」と言います。

個別指導＝1：1ではありません。

 

言葉に騙されないようにしてください。

TOMAS、森塾、ステップ、明光義塾などが個別指導としては有名な塾となります。

 

 

偏差値やテストの点数が低くても大丈夫です。塾によりますが、入塾テストがある場合と、ない場合があります。

 

進学を目指すのか、定期テストの得点を上げたいのか？で選ぶ塾が変わってきます。

 

FC展開をしている塾や、店舗数・校舎数の多い塾は、偏差値が低い子を対象としていたりします。

 

TOMASは1:1の指導、進学校向けの個別指導なので、授業料が高くなっています。

逆に、明光義塾などは、1：3の授業で、授業料は安い傾向にあります。

 

 

オンライン塾とは

3つのパターンがある

最近では、オンラインの塾が増えています。

 

1.完全にオンライン 2.塾にいって、タブレット学習ができる 3.塾でも、家庭でもタブレット学習できる

 

の3つのパターンがあります。

完全にオンラインの塾は、スタサプのような感じです。メリットはどこでも学習が出来る事です。

しかし、問題もあります。

 

そもそも、自学自習ができるのであれば、動画学習など必要ありません＾＾；

そして、塾に行かないと「学校の情報」を手に入れる事ができます。

 

 

まとめ

家庭の目標と子供の性格しだい

塾の選び方は、無数にあります。料金で選ぶのは一番おろかな行為です。

そして、どの塾を選んだらいいのか？は、進学校を目指すのか？テストの点数を上げるのか？

こどもに向いているのか？などによって、大きく違います。

集団授業が向いている子もいれば、向かない子もいます。

 

塾に入る目的と、自分の子にあった（性格にあった）、塾を選ぶようにしましょう。決して料金が安いから！という理由で塾を選んではいけません。

 

 

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