教育格差という問題

塾ガイド

日本の問題点について

日本の教育現場における問題点それは、「貧困と格差」です。教育格差はどんどん大きくなり、貧困は世代を超えて、病気のように伝染してしまいます。

今回は、なぜ「貧困」が世代間をまたぎ伝染するのか?と、いかに解決するのか?についてです。

 

要約

・貧困は「自己肯定感」の低さ

・教育格差は、所得の格差

・自己肯定感を上げる方法はある

 

 

目次

1.【格差】教育格差と貧困

2.【問題点】貧困は誰のせい?

3.【原因】自分を過小評価する病

4.【自我】自我の獲得が大事

5.【解決策】何を改革したらいいか?

6.【地縁】コミュニティーに参加する

7.【まとめ】無限の可能性がある

 

教育格差と貧困

教育にお金がかかる時代に

教育格差と貧困は切っても切れない関係にあります。

現代で、東大に行くには、「私立の中高一貫校」に行く事が定石となっています。

 

小学校から受験をする、受験で合格をするために塾へ行く。集団授業よりも授業料が高い「個別指導」へ行く。

というように、どんどんお金がかかる方向に進んでいます。

 

子供の数は、41年間連続で、毎年25万人ほど減っていますが、昔よりも、教育にお金がかかる時代になっているのが現状です。

 

もちろん「東大」「早稲田」「慶応」にいったからと言って、良い人生が送れる保証はありません。

しかし、会社や人生を選ぶ選択肢は、難関大学に合格した人の方がはるかに広いのです。

 

社会に出ればわかりますが、「高卒」や「中卒」の人は仕事をさぼりやすく、怠け癖があるように感じます。

監視されていないと、働かない・・・人が多いイメージです。

 

実際には、「中卒」「高卒」で頑張っている人もいます。

しかし、圧倒的に多数の「高卒」「中卒」の人は、「難関大の大卒」に比べると、いい加減で不真面目な人に見えてしまいます。

 

今後、学歴が低い人ほど、貧困層になる確率が上がる社会になると予想されます。

 

・子供の数は、毎年25万人ほど減っている

・学費は増えている

・私立学校の合格者数が増えている

 

 

学歴と貧困

貧困は連鎖する

貧困は連鎖する「やまい」

貧困層の年収は額面200万円、手取り163万円程度になります。シングルマザーである場合が多く、その多くが親にも頼れず、貧困から抜け出せずにいます。

 

内閣府の調べによると、親が低学歴の場合、貧困になる確率が高い。というデータがあります。

「父母のいずれも大学以上の学歴」だった場合の貧困率は3.9%

「父母のいずれかが、大学以上の学歴だった場合」の貧困率は6.4%。これでけでも1.5倍の数値です。

 

出典:日本財団

 

さらに、生活保護世帯の子供ほど、年齢が上がるごとに、「偏差値が低くなる」というデータも出ています。

 

圧倒的に偏差値が高いほど、貧困から抜け出る確率が上がります。

そして、偏差値が低いほど、将来、低収入になる確率が上がっていきます。

 

「親の学歴が低い」→「収入が低い」→「偏差値が低くなる」→「進学できない」というサイクルから抜け出せなくなる・・・というのが常識なのです。

 

そして、低学力のまま年齢が上がると、学力を高めることが難しくなってしまいます。

 

・貧困は連鎖する「やまい」

・貧困状態の子供は10歳から学力が下がる

・お金がないと、学力も下がる

 

 

貧困は誰のせい?

自己肯定感が低い

親が貧困だった場合、子供も貧困になる確率が上がるのは分かったかと思います。

では、なぜ?貧困が連鎖するのでしょうか?

 

それは、脳の仕組みから、ひも解く事ができます。

貧困は、「自己肯定感の低さ」が一番の要因です。つまり、愛着の課題であるのです。

 

・親が子供に対して支配的であり、過剰に他人の目を気にする。

・すぐにキレル

・感情のコントロールが出来ていない

 

などの兆候がある母親は、愛着に問題をかかえています。

幼少期の時に

 

「自分は愛されなかった・・・」

 

と感じてしまい、「自己肯定感」を育てられずに大人になった人なのです。

このような人は、常に「さみしい」と思っていて、人を信頼していない傾向にあるので、家族を維持していく事が困難です。

不倫を繰り返してしまい、離婚になる可能性も高くなります・・・

 

シングルマザーの人は、暴力をふるう男性を選んでしまったり、不倫を繰り返す男性を選んでしまう事が統計的にあります。

自己肯定感が低い女性は、「私は必要とされている」と感じたいのです。

人に必要とされるためには、自分よりもレベルの低い男性、問題があり、自立していない男性を求めます。

 

そして、自立出来ていない男性と家庭を持ち、やがて家庭が破綻していきます。

シングルマザーとなり、子供をそだてる時間を取ると、仕事をする時間が持てないため、徐々に貧困化していきます。

 

この問題に対する答えは、シングルマザーに子供を産んだら、1000万渡せばいいのです。

それだけあれば、貧困の問題は解決します。

 

しかし、現実的には、シングルマザーへの国の支援は少なく、問題が放置されています。

この辺りも、政治的な課題なのです。

 

・自己肯定感の低さが原因

・愛着障害の親に育てられている

・自我の成長していない男性を選ぶ

 

 

自分を過小評価する

貧困の原因とは

精神を病んでいる両親に育てられた場合、「自我」がきちんと育っていない状態で、大人になってしまいます。

HSPの問題なども、この両親が原因です。

 

見た目は大人ですが、精神は子供。実は、昭和の教育はこの「アダルトチルドレン」である大人によって行われてきました。この「アダルトチルドレン」を親に持ってしまうと、かなりの確率で子供が「うつ病」「貧困」などを発症します。

 

昭和の教育の特徴は

 

・ほめない(自己肯定感を下げる)

・強制させる(自信の喪失)

・体罰(信頼感をなくす)

 

このような教育は、子供の精神を著しく崩壊させていきます。

過度な個人主義となり、精神的な孤立を生み出す原因は、この3つに集約されると言えます。

 

 

自我の獲得が大事

貧困は「精神病」

アダルトチルドレンは、自我の確立に失敗しているので、精神が安定していません。さらに、「自我を成長させる」という大事な方法を知りません。

知らないのだから、もちろん、子供に教える事ができません。

 

こうやって「愛情」を知らない大人が、大量生産されてきました。この大量生産型の大人が今の社会では40~50代になっています。

もし、今、自分が貧困であると感じるなら、それは、親にルーツがあると思ってください。

 

自我が成長していない人は、きちんと働く事が困難になります。

すると、必然的に、「貧困」になりやすくなるのです。

 

汚いアパートに住んでいる人をみれば分かります。多くの人は「目に覇気がなくうつろ」です。

これは、自己肯定感が低いために、脅迫的に「自分はできない」と思っているのです。

つまり、貧困とは、「自分はダメだ」と思い込んでしまう「精神の病気」なのです。

 

貧困のが親から子供に引き継がれてしまうのは、

愛のない親に育てられてしまうと、子供も「愛のない大人」になってしまい、「自尊心が低い状態」から抜け出せなくなってしまうからです。

 

何を改革したらいいか?

自己肯定感を高める

本当に大事なのは、幼少期に「愛着」をしっかりと形成する。

という部分です。

 

そして、愛着がしっかりと形成されていない大人は、「自己肯定感」「自尊心」をしっかりと獲得しなおす。

という事をしてください。

 

これを国をあげて取り組まない限り、問題は解決しません。

 

愛着障害をへらし、「自己肯定感」を高めていけば、貧困の問題は解決します

なぜなら「私には可能性がある」と思い、�学ぶ意欲を持てば、「自ら行動する力」「勇気」「他人を怖がるのではなく、信じる力」があふれてくるからです。

 

図書館に行けば、無料で本が読めます。本を読み、知識を得て、行動をおこせば、必ず現状が変わります。絶望している人は「強迫的に精神が病んでいる」という状況であり、薬物治療をしても意味がありません。

 

 

地域のコミュニティ

安心は、まず他人から

「自己肯定感」を高めるには、コミュニティが必要です。

安心感は、母親からあたえられ、徐々に自分の中に形成する。というステップを通して「愛」を学びます。

 

唯一の方法ではありませんが、自己肯定感を高めるには、他人の支援も必要なのです。

地域社会の人と会話をする機会をもつ事は、コミュニティーに参加をすることで、安心感も得られます。

 

「地縁」を自ら作ることで、心はより安定するのです。

 

安心して、ここに居てよい

という感情が育つ事で、自分を信用できるようになります。

 

家族のような強すぎるちからではなく、弱い繋がりを作る事が、実は生きるちからなのです。

他人を通じて、自分を知ってください。

自分を好きなってください。

自分を信用できるようになると、他人を信用できるようになってきます。

 

そして、人とかかわるなかで、自分の役割を探していき、自分にしかできない役割を見つけていくのです。

自分にしかできないとは、能力の事ではありません

 

「あなたが、ここに居てくれて嬉しい」

「あなたが、居るだけで、わたしは、とても嬉しい」

 

ひとから言われたとき、どうでしょうか?

 

ふわっとした感情が沸くと思います。安心できると思います。

この気持ちを常にいだくのが、目標です。これが「安心感」なのです。自分を信じる心ができれば、必ず行動に移していけるのです。

 

個人の内側を強くする事が、強い日本を作る第一歩ではないでしょうか?

 

まとめ

人間には無限の可能性がある

ひとには、無限の可能性があり、どんな困難でも、必ず解決方法があります

簡単にあきらめてしまうのは、卑怯です。

 

そして、卑怯な人は、他人や親のせいにして、自らの問題から逃げてしまいます。

全ては心の問題なのです。

 

どう考えるか?どう思うのか?によって、全ては決まります。

もちろん、あきらめても良いです。

 

選択するのは、あなたであり、私が強制する事ではありません。しかし、本当に、自分を変えたいと思うなら、情報をあつめ、自ら行動をしてください。

 

あなた以上に、あなたの事を心配している人はいないのだから。

 

貧困の問題は、精神の問題であり、目に見えない「こころ」の問題です。

これを解決せずして、日本の教育を云々と言っても出口がないよに思います。みなさんは、どうおもいましたか?ぜひ教えてください。

 

 

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